お墓は、ご家族が歩んできた証の記念(メモリアル)碑。
そして未来まで安心に包まれる聖地。
人生の証、最後のやすらぎの場所として
私たちは、お墓は、そこに眠るお方が歩んできた人生の証として、また最後の安らぎの場所としてご用意させていただくものと考えています。
お墓は伝統的な意味においては、「家」の象徴のひとつであり、ご家族の幸せや繁栄を願う気持ちをかたちにすることでもありました。また残される方々にとっては、故人の冥福を祈るだけではなく、亡くなった人を記憶に留め、思い出を共有する大切な記念碑としての意味があります。
お墓はご家族・縁者の信頼と絆を深め結びつけるもの
お墓を建てることは、そこに眠るお方が生きている間そうであったように、これから先もずっと幸せに包まれる場所を創ること。また、残された家族・縁者の絆を深め、限られた命の尊さと、生きている者どうしの感謝やいたわりの気持ちを育む象徴を生み出すことなのです。
千葉 霊園 杜の郷霊園 お墓にまつわるコラム
夫の家のお墓に入るのは…。どうすれば良い
「嫁ぎ先のお墓に入りたくない」というケースはめずらしいことではありません。
90年に総理府のおこなった調査では、「家制度」の時代には考えられなかった「自分の両親」の墓に入りたいと女性の36%が回答しており、現在はもっと多くの方がそう考えているのではないでしょうか。
法律上は夫の実家のお墓に入らなければいけないという法律はありません。
夫婦だけ入ることができる夫婦墓を建てるか、夫婦で別々のお墓に入るなどの方法が考えられます。また、ご実家のお墓の継承者が了承すれば、ご実家のお墓に入ることも問題ありません。いずれにせよ、家族や親戚の理解や話し合いが大切です。
離婚した場合、旧姓に戻らないと実家のお墓に入れないのでしょうか
法律上は、「姓名」が原因で実家のお墓に入れないということはありません。
お墓に入るための条件は、
- お墓の継承者が同意をすること、
- お墓のあるお寺や墓地の使用規則で認められていること
の2つだけです。
古い家制度では「姓の異なる他家の者を墓に入れない」という考え方もありましたが、霊園・お寺共に、違う名字だからといってお墓に入れない所は少なくなっています。